
All-on-4(オールオン4)/ 無歯顎インプラント症例
こんにちは
今回は無歯顎患者(歯がない方)に対するインプラント治療のひとつとして挙げられるAll-on-4(オールオン4)についてお話しさせていただきます
無歯顎患者に対してのインプラント治療としては、固定性(取り外しできない)の治療と可撤式(取り外しできる)治療の2つがあります。可撤式ではインプラントオーバーデンチャー(入れ歯)があり、固定性のもののひとつとして今回のAll-on-4が挙げられます
可撤式と違い、固定性なので食事がより楽しめるという点で治療を受けた患者さんからは非常に満足いく声をよくいただきます

All-on-4とはその名前の通り、「4本のインプラントで片顎の歯をすべて作る」ものです。細かいお話にはなりますが、All-on-4には「コスト効率を意識したインプラントの本数」「手術当日に歯をいれて咬めるようにする」などといったAll-on-4コンセプトに基づいて治療を行います。

ただ4本いれて行う治療ではなく、しっかりコンセプトにのっとった治療方針や症例選択をし、それに見合った技術もなければ失敗に終わってしまうこともあるので決して簡単な治療ではありません。
この方に関してはより正確な位置にインプラント体を埋入するためにシミュレーションソフトを使用しサージカルガイドを用いて手術を行いました
入れ歯では咬めなかった、りんごがしっかりかじれるようになって食事も楽しいとの声をいただき嬉しい限りです

専門知識も多く必要なことから入れ歯では満足できない方は、まずはインプラントに詳しい医院に相談すると良いでしょう