ITI九州支部会ケースプレゼンテーション大会で優勝・九州代表に選出

2026年7月19日、福岡市で開催されたITI Study Club 九州支部会に参加し、ケースプレゼンテーション大会で発表を行いました。

今回、私は南九州Study Clubを代表して、

「インプラント治療における矯正介入の戦略
― Orthodontic Strategy for Implant Success ―」

というテーマで、アライナー矯正(マウスピース矯正)とインプラント治療を組み合わせた治療設計について発表しました。

そして大変ありがたいことに、このケースプレゼンテーション大会で最優秀賞をいただき、九州代表に選出されました。

今後は九州代表として、11月に開催されるITI Section Japan Annual Meeting 2026で発表する予定です。

Screenshot

インプラント治療に、なぜ矯正治療が必要なのか

インプラント治療というと、「歯を失った場所にインプラントを埋入する治療」というイメージを持たれる方も多いと思います。

しかし実際の臨床では、欠損した部分だけを見て治療するのではなく、周囲の歯の位置、欠損スペース、咬み合わせ、最終的な被せ物の位置や形まで考えて治療を設計することが非常に重要とされています。

例えば、歯を失ってから長期間が経過すると、隣の歯が傾斜したり、対合する歯が移動したり出てきたりして、理想的な位置にインプラントを入れるためのスペースが失われていることがあります。

そのような場合に、インプラントを無理に現在の歯列へ合わせるのではなく、アライナー矯正によって歯を適切な位置へ移動させた上でインプラント治療を行うことで、より理想的な治療設計が可能になります。

インプラントとアライナー矯正を「別々の治療」と考えない

私は日常臨床において、インプラントと矯正治療をそれぞれ独立した治療として考えるのではなく、最終的な口腔内の機能と審美性から逆算して、一つの治療計画として組み立てることを大切にしています。

今回の発表では、インプラント治療を成功させるために、

  • どの段階で矯正治療を介入させるのか
  • インプラント埋入前にどのようにスペースを整えるのか
  • 最終的な補綴物の位置からどのように治療を逆算するのか
  • アライナー矯正とインプラント治療をどのように連携させるのか

といった点について、実際の症例をもとに発表しました。

会場では多くの先生方からご質問やご意見をいただき、インプラント治療と矯正治療を融合した治療設計への関心の高さを改めて感じました。

九州代表としてITI Section Japan Annual Meeting 2026へ

今回、ITI九州支部会のケースプレゼンテーション大会で優勝し、九州代表として、アライナー矯正とインプラント治療の融合について発表しています。

今回評価いただいたことは、単に一つの症例の結果だけではなく、「インプラントをどこに入れるか」だけでなく、その前後の歯列や咬合まで含めて治療を設計することの重要性を評価していただいたものと受け止めています。

11月のITI Section Japan Annual Meeting 2026では、九州代表として、今回の内容をさらにブラッシュアップして発表する予定です。

インプラント治療を、口腔全体から考える

ローズ歯科医院では、インプラント治療だけでなく、アライナー矯正(マウスピース矯正)、セラミック・審美治療、補綴治療などを組み合わせ、口腔全体を一つの単位として治療計画を立てることを重視しています。

インプラントを入れること自体がゴールではありません。

「しっかり噛めること」はもちろん、歯列や咬み合わせが整い、最終的に自然で美しく、長期的に安定する口腔環境をつくることが本当の治療目標だと考えています。

今回の経験も日々の診療に還元し、鹿児島の患者様に、より質の高いインプラント治療を提供できるよう研鑽を続けてまいります。

ご相談は【インプラント鹿児島専門サイト】
ご予約は【こちらのフォーム(ローズ歯科医院リュクスWEB予約)】

からお気軽にどうぞ。

講演・発表

「講演・発表」のその他の記事Other

TOPへ戻る